第147回LTセミナー「インストラクショナルデザインによる授業設計」

 第147回LTセミナーでは,岩手県立大学ソフトウェア情報学部の市川尚准教授をお招きし,「インストラクショナルデザインによる授業設計」についてご講演いただきました.

 講演ではまず,授業の構成方法の枠組みとしてガニェの9教授事象と大学の授業での適用例が紹介されました.次に,授業設計では学習成果(出口)と学習者の現状(入口)を明確にすることが重要であり,その出入口を明確にするための方法が示されました.この後,主体的な学びを促したり学習意欲を高めるために,ID第一原理やARCSモデルといった考え方が紹介されました.最後に,現代は教育へのICTの活用は必須の時代であり,LMSや講義ビデオ等は授業改善のための道具であることが示されました.

 本講演中には,グループ活動が適宜なされました.グループ活動では,参加者3人程度が単位となり,改善したい授業の内容や悩みについてお互いに紹介しあったり,講演で示された授業改善の考え方に沿った授業改善のディスカッションがなされました.

参加者の人数
 開催日:2019/10/3(木) 15:00 ~ 16:30

教職員学生合計
14(11)1名15(11)
()内の数字はスタッフを含まない人数です

 


セミナーコンテンツ
開催案内

第147回LTセミナー「インストラクショナルデザインによる授業設計」

 10/3(木)に開催する第147回LTセミナーでは,岩手県立大学 ソフトウェア情報学部の市川尚准教授をお招きし,インストラクショナルデザイン(ID),授業設計をテーマにお話ししていただきます.IDとは学びの「効果・効率・魅力」の向上を目指した技法とモデルの総称です.ご上梓されました「インストラクショナルデザインの道具箱101」では,さまざまなIDのなかから101もの技法やモデルをご紹介されています.これらIDが実際にどのように活用できるのか,ご参加される皆さんの授業について考えていただける機会となればと考えています.市川先生には,ご自身の研究,経験なども交えながらご講演いただく予定です.ご関心をお持ちの方は奮ってご参加ください.

 ※参加をご希望の方は,事前にラーニングテクノロジー開発室までご連絡ください.帝京大学以外の皆様のご参加も歓迎します.

第147回LTセミナー「インストラクショナルデザインによる授業設計」

  • 日時 2019/10/3(木) 15:00 ~ 16:30
  • 会場 帝京大学 宇都宮キャンパス 本部棟2号館 1階 101教室
  • 講師 岩手県立大学ソフトウェア情報学部  市川 尚(いちかわ ひさし)先生
  • プログラム
    • 14:30~ 開場
    • 15:00~ 開会挨拶(帝京大学理工学部長 波江野 勉)
    • 15:05~ 講演「インストラクショナルデザインによる授業設計」(岩手県立大学 市川 尚 先生)
    • 16:30  セミナー終了予定
    • 19:00~ 意見交換会 
  • 意見交換会について(セミナー終了後に,市川先生との意見交換会を予定しております)
    • 時間  19:00開始(予定)
    • 場所  宇都宮駅周辺 
    • 会費  5000円前後(予定)
    • 意見交換会参加申込締切  9月 26日(木)
  • 申込先 帝京大学ラーニングテクノロジー開発室

 

開催案内ポスター

 

配布資料・講演動画


配布資料や講演動画はLMSのコミュニティ「教職員のひろば」内,LTセミナー資料に掲載しています.