「 eラーニング懇談会in八王子 」(第1回)
2009年2月13日(金)に八王子キャンパス8号館4階 841教室において「eラーニング懇談会」を開催しました.最初にラーニングテクノロジー開発室熊澤弘之室長から,ラーニングテクノロジー開発室の紹介と講義ビデオやコース管理システムWebCTの活用例の紹介があり,その後は,質疑応答や議論を行いながらの情報交換となりました.
参加者の人数
開催日:2009/2/13(金) 14:00 ~ 16:00
教職員(八王子) | 教職員(宇都宮) | 合計 |
9名 | 4名 | 13名 |
WebCTの操作に関する質疑応答から,八王子キャンパスでも,コース管理システムWebCTを開講当初から学生に活用させることができないかと言った話題,WebCTで期末試験を実施する際の課題,学生や教職員の情報リテラシー向上の必要性,携帯電話普及の問題点と利点など,eラーニングを中心としながらも,多岐にわたる議論がなされました.
セミナーコンテンツ
開催案内
開催案内ポスター
話題のメモ
2009年2月13日(金)に八王子キャンパス8号館4階 841教室において「eラーニング懇談会」を開催しました.最初にラーニングテクノロジー開発室熊澤弘之室長から,ラーニングテクノロジー開発室の紹介と講義ビデオやコース管理システムWebCTの活用例の紹介があり,その後は,質疑応答や議論を行いながらの情報交換となりました.
以下のような話題が出され,議論しました.
コース管理システムへの学生登録
多くの教員が,コース管理システム活用に関しては,履修名簿が確定するのが遅いために,開講当初から学生に活用させることができないといった点を指摘しました.これに関しては,宇都宮キャンパスでの「開講当初からWebCTを使えるようにするサービス」を参考に,八王子キャンパスにおける学生証での出席システムの最初の出席データを使って登録することができないかといった議論がありました.
オンライン定期試験
法学部では,WebCTで期末試験を実施している例もあります.履修者数が多い科目において,WebCTでの試験においてカンニングを防ぎたいというニーズもありました.これに関しては,宇都宮キャンパスでのコンピュータ教室で行うセキュアなオンライン試験の方法を紹介しました.実際には,技術的にフィルタをかけなくとも,画面一杯にテストウィンドウを表示させて受験させ,試験監督をおけば,他のページを見たりするのは防げるし,ある知識を確認する問題を複数作成しておき,ランダムに選択して出題することや選択肢の順序を変えること,問題の出題順序を変えることによって,他人の答案との対応付けを難しくしてカンニングを防止する方法もあるといった議論がなされました.さらに,教室外でも,一定期間内に受験できるようにする手立てはないか,意見交換をしました.この場合には実際にはカンニングを完全に防ぐのは難しいだろうと思われます.
情報リテラシーの問題
文系の学部が多いので,IDを持っていない学生やコンピュータが苦手といった学生も多いことも問題になりました.これに関しては,情報リテラシー科目を必修にできないか,あるいは必修のライフデザイン演習の数コマをコンピュータ教室で実施することで対応できないだろうかといった議論がありました.ただ,そもそもIDを持とうとしない学生は,その学生の自己責任でもあるといった指摘もありました.
WebCT操作ティップス
WebCT操作において,「ページ内の情報(アイコン化されたリンク)の移動が大変」といった指摘がありました.これは「ページオプション」から「詳細ページ」モードにして移動させると,比較的簡単に行えるというティップスを紹介しました.
その他
その他,LTセミナービデオの八王子キャンパス配信,携帯電話普及の問題点や利点,WebCTに関する要望点や情報共有の場としての活用可能性,教職員の情報リテラシー向上の重要性など,多岐にわたる議論が行われました.