【2020年度参加報告】日本IMS協会CASE研究会第1回例会
報告者:宮崎誠
2021年3月30日(火)に,日本IMS協会のCASE研究会第1回例会がオンラインにて開催された.
IMS CASE(Competencies and Academic Standards Exchange)とは,学習目標や評価基準(ルーブリック)を情報システム間でやり取りするために策定された技術標準であり,本例会は,2020年11月11日eラーニングアワードフォーラムでのCASE研究会創設記念セミナーに続き,初めての研究会開催となった.
まず第1部として日本IMS協会からCASEや欧米の最新動向についての紹介がされ,第2部では「IMS-CASEへの期待」という内容でE5件の発表がされた.CASE研究会は,高等教育・生涯学習分科会と初等中等教育分科会に分かれて活動しており,各大学からコンピテンシーやデジタルバッジの活用,CASEに対応したシステム構築の方法,データの構造化および利活用に関する提案および最新動向の報告などが行われ,今後の運営方針などが話し合われた.本学からも報告者が参加し,以下の発表を行った.
- OpenSALTによる学習目標・評価基準リポジトリの構築 宮崎誠