【2011年度参加報告】教育システム情報学会第36回全国大会

報告者:古川文人,高井久美子

 教育システム情報学会(JSiSE)の全国大会が8/31(水)~9/2(金)に広島市立大学で開催された.

 本大会では,電気通信大学の岡本会長による基調講演,文部科学省高等教育局の高橋浩太郎氏による特別講演,広島市立大学の青木副学長による招待講演のほか,企画セッションにおける発表が63件と一般公演が168件,8つのワークショップと2つの公開フォーラムが実施され,総数276件の研究発表・講演があった.本学からは,高井久美子助教,古川文人助教,水谷晃三助教が参加した.

 一般セッションにおいては,本学医療情報システム研究センターの水谷助教が「プログラミング初学者のための学習モデルRPRasにおける学習記録の分析」について発表した.  全体的に,eポートフォリオの活用と規格の標準化,メディアタブレットの教育利用の可能性といった新しい技術の活用,東日本大震災をきっかけとして,特に単位の実質化に関してeラーニングの利活用が注目されているとの印象を受けた.