【2010年度参加報告】Bbカンファレンス2011 in Kumamoto

報告者:渡辺博芳,及川芳恵

 Bbカンファレンス2011 in Kumamotoが3月9日(水)~10日(木)に熊本大学で開催された.Bbカンファレンスは,本学に導入されているコース管理システムBlackboard 製品のユーザの情報共有の場としてCSKが主催して開催しているものである.帝京大学からは教職センターの福島健介准教授,ラーニングテクノロジー開発室の渡辺博芳准教授,及川芳恵技術職員が参加した.

 今回のカンファレンスのテーマはeポートフォリオで,初日には本学 福島健介准教授が「Blackboard+BuildingBlocksによる教職履修カルテの開発」というタイトルで講演を行った.これは八王子教職センターとラーニングテクノロジー開発室の協同で開発しているシステムに関する発表である.また,岐阜大学加藤先生による「Blackboard Content Managementによるポートフォリオ機能の利用支援」,玉川大学照屋先生による「学外での実践を支援するポートフォリオシステム」など,eポートフォリオに関する講演があった.

 2日目は,「eポートフォリオ」と「R9 移行計画 ~ぶっちゃけR9は大丈夫~」の2つのワークショップが並列セッションで開催された.後者のセッションのコーディネータを渡辺准教授が務めた.このセッションにおいて,参加者はコース管理システムの更新に関して,同様な悩みを抱えており,様々な観点でのディスカッションが行われた.

 来年度もユーザ間の情報共有の場として,同様なカンファレンスが開催される予定である.