【2006年度参加報告】慶應義塾大学コラボレイティブ・マネッジメント型情報教育フォーラム

報告者:渡辺博芳

 慶応義塾大学三田キャンパスにおいて,2月23日(金)に「コラボレイティブ・マネッジメント型情報教育フォーラム」が開催された.これは,慶応大学が平成17年度から18年度に選定された 文部科学省 現代的教育ニーズ取組支援プログラム「コラボレイティブ・マネジメント型情報教育」の最終報告会も 兼ねている.聴講者も多く,盛況であった.

 フォーラムでは,大岩教授のアドレス,松澤氏の概要説明の後,プロジェクトに参加した学生たちの発表をもとにディスカッションが行われ,最後にパネルディスカッションが行われた.

「コラマネ」と略称されるこの取り組みのポイントは,以下の点にあるようだ.

  • 企業の若手技術者がプロジェクトマネージャ(PM)として参加する
  • 学生2,3名がソフトウェア開発者として参加する.
  • リアルなクライアントの要求するソフトウェアを開発する.
  • Project Management Officeとして,外部評価委員会(派遣企業,大学,業界有識者)がレビューをする.

 若手企業人であるプロジェクトマネージャ,学生にとって大変有効な教育プログラムであると感じた. 産学連携における人材育成において大いに参考になる教育事例である. 「コラマネ」の詳細については以下のURLを参照されたい.