【2005年度参加報告】情報処理学会教育学習支援情報システム研究グループ設立準備委員会
報告者:渡辺博芳
2005年9月26日に,情報処理学会教育学習支援情報システム研究グループの設立準備委員会が 京都大学学術情報メディアセンター(吉田キャンパス)で開催された.研究グループ設立の発起人 となったメンバーを中心に35名の参加があった. なお,本研究グループの設立発起人には,武井惠雄LT開発室長と渡辺も含まれている.
設立準備委員会に先立ち,メディア教育開発センター(NIME)の清水康敬先生から「大学教育現場でのIT活用の促進」 についての講演があった.高等教育のためのeラーニングコースや教材のレポジトリであるNIME-Glad, 教材コンテンツの世界的な連携組織であるGLOBE,生涯学習のための草の根eラーニング,著作権に関する支援など のNIMEの取組が紹介された.NIMEの取組はかなりしっかりとしているという印象を受けた.
設立準備委員会では,情報処理学会の理事会で本研究グループの発足が承認された経緯の報告があり, その後,研究グループの体制と今後の活動計画について話し合いを持った. 主査に名古屋大学 間瀬健二教授,幹事に名古屋大学 梶田将司助教授,京都大学 角所 考助教授, 熊本大学 中野裕司教授が選任された. 第1回の研究会は12月21日(水)大阪大学中之島センターで行うことになり,実質的な活動が開始される. また,来年度は4回程度研究会を実施することとした.
本研究グループのURLは http://www.ulan.jp/sigcms/である.