【2013年度参加報告】Japan Blackboard User Group 第1回会合

報告者:及川芳恵

 Japan Blackboard User Group第1回会合が2013年6月8日(土)に帝京大学宇都宮キャンパスで開催された.参加者は約35名であった.

 Japan Blackboard User Groupは,Blackboard(LMS)を導入している各大学ユーザの意見交換のために,Blackboardの総販売代理店であるアシストマイクロ 株式会社の呼びかけによって今年度より発足した会である.
第1回の会合となる今回は,第1部に「Knowledge Communityは、ヘルプデスクが必要とする情報を提供できるか」というテーマにてユーザ同士の討議が行われ,第2部にはBlackboard製品の紹介や今後の計画などの紹介が行われた.

 「Knowledge Community」とはユーザ同士の情報交換の場として,アシストマイクロ株式会社により運営されている登録制のサイトで,各大学のBlackboard管理者などが登録されている.「Bbユーザ同士による情報共有,意見交換の場」や「Blackboard社 /アシストマイクロ社よりBbユーザへの情報提供の場」,「Bbユーザの声を結集し, Bb製品への反映を働きかける場」としての活用が進められている.

 第1部の討議では,初めにラーニングテクノロジー開発室室長の渡辺博芳教授がテーマについての論点整理を行い,その後ワールド・カフェ形式で討議が行われた.ワールド・カフェ形式は,少人数に分かれて討議の内容を模造紙に書き留めながら意見を交換する方法で,最後には討議内容を発表して全体で共有を行った.

 第2部では,Blackboard社やアシストマイクロ株式会社から,Blackboard Learn製品の今後の計画や,Collaborate製品紹介,e-Learning Forum Asia2013の参加報告などの紹介があった.

 参加者は各大学の管理を行う教員や職員などが多く参加し,とても有意義な情報交換が行えた.