【2018年度参加報告】広島大学ICT活用教育シンポジウム
報告者:古川文人
広島大学教育室eラーニング推進会議主催の広島大学ICT活用教育シンポジウム「高等教育における必携PC活用を考える」が,2019年2月21日(木)に,広島大学情報メディア教育研究センター本館セミナー室にて開催された.
本シンポジウムでは,主旨説明のあと,広島大学,九州大学,長崎大学,金沢大学の4大学の必携PCの事例について紹介があった.
その後のパネルディスカッションでは,PC必携により可能になることとして,LMS,eポートフォリオ,電子書籍活用の促進,プログラミングやデータ処理などの情報系の授業が一般教室でもできるようになることが挙げられた.また,学習のために必携化する端末は,PCではなくスマートフォンでもよいが,PCが業務を支える主要なツールとして実社会で使われているため,PCを使いこなせるようにして学生を卒業させることが大学としての責務という意見が出された.