【2018年度参加報告】東京工業大学オンライン教育研究会

報告者:小島一晃

 東京工業大学教育革新センターオンライン教育開発室が主催するオンライン教育研究会が,3月27日(水)に東京工業大学大岡山キャンパスにて開催された.本学から渡辺博芳教授,小島一晃講師が参加した.

 研究会では3件の講演があり,まず最初にUniversity of Leedsの教授が「The changing nature of higher education in the digital age」と題して,University of Leedsにおける動画収録システムとその活用方法を紹介するとともに,高等教育におけるオンライン教育の展望や今後の高等教育の変容についての話題提供を行った.続いて本学の渡辺教授が「Collaborative EducationApproach to Introducing Active Learning Subjects」と題して,帝京大学理工学部におけるアクティブラーニングのカリキュラム設計と教育効果についての事例発表を行った.最後に東京工業大学のJeffrey Cross教授が「Tokyo Tech’sedX MOOC quality assessment, analytics and future prospects」と題して,東京工業大学における動画教材作成支援の体制とオンライン教育の実施についての事例発表を行った.

 講演後の議論では,各大学における運用体制に関する質問のほか,今後オンライン教育の普及が進んだ将来における大学キャンパスの役割などについての意見が交わされた.