【2020年度参加報告】情報処理学会第157回コンピュータと教育研究会

報告者:渡辺博芳

 情報処理学会コンピュータと教育研究会第157回研究発表会が,2020年11月7日(土)にオンラインで開催された.学生セッション4件,一般セッション11件の発表があった.

 コロナ禍の影響でオンライン授業が進められたこともあり,リアルタイムオンライン授業中に今までの内容を静止画とテキストで確認できるツールの提案や半年間のインターネットを活用した授業を受けた大学生の状況を調査した結果など,オンライン授業に関連する研究発表が目に付いた.FPGAを用いた論理回路設計実験の遠隔実践では,遠隔で実験室の機材を操作して実験を行うもので,大変興味深かった.
 また,高等学校の教科「情報」の科目が情報Ⅰ,情報Ⅱになることもあり,高等学校におけるデータサイエンス教育についても議論があった.

 本研究会において渡辺博芳教授が以下の発表を行った.

  • 「情報基礎」におけるハイフレックス授業の実践例  渡辺 博芳,宮崎 誠