【2024年度参加報告】情報処理学会情報教育シンポジウム2024(SSS2024)

報告者:天野由貴

 2024年8月10−12日に,ライトキューブ宇都宮にて,情報処理学会情報教育シンポジウム2024が開催された.ハイブリッド形式で開催され,157名(現地131名)の参加があった.3日間にわたり,招待講演2件,口頭発表26件 ,デモ・ポスター発表31件があった.
 招待講演では,「とほほのWWW入門」の管理者杜甫々氏から「「とほほのWWW入門」の28年を振り返って」,東京大学吉田塁准教授から「生成AIがもたらす教育の未来」というタイトルでそれぞれ講演があった.
 大学教員だけではなく初等中等教員や学生の参加も多く,情報教育について活発に議論が交わされた.

 本学からは,天野講師が実行委員長をつとめた.
 また,以下の発表がおこなわれた.

デモ・ポスター発表

「授業動画におけるカオアリとカオナシの比較〜コロナ後の学生を対象に〜」
 天野 由貴 (帝京大学), 隅谷 孝洋, 稲垣 知宏 (広島大学)
 優秀デモ・ポスター賞を受賞.

「情報Ⅰの模擬反転授業の事前学習におけるLAに向けた学習データの集計事例」(学生発表)
 植垣 新一, 古川 文人 (帝京大学大学院理工学研究科)

「間主観的な評価における適応型自己評価に関する研究のグランドデザイン」
 眞坂 美江子, 宮崎 誠 (帝京大学), 渡辺 博芳 (電気通信大学)

口頭発表

「非情報専攻学生の情報リテラシー科目における問題解決の計算機モデル構築による学習の予備的検討」
 小島 一晃 (帝京大学), 三輪 和久 (名古屋大学)